ダ・ヴィンチ・コード

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ダ・ヴィンチ・コード』を観てきました。
ものすごい人で、昼前に劇場に着いたのですが、観れたのは夕方の上映でした。
そんな大人気振りを目の当たりにして観て来たわけですが。。。正直、納得できませんでした。
マグダラのマリアのことを、「イエスの妻、もしくは親密な関係を持った女性である」としていることから物議をかもして話題となっている作品。巨額の宣伝費を投じている。などと期待を持たせてはいたが、話題先行で、作品はそのレベルに達していなかったなぁ〜と感じてしまった。
レオナルド・ダ・ヴィンチの隠していた秘密は、既知の内容ばかり。
20日夜、フジテレビで放送されていた「“ダ・ヴィンチ・コード”ミステリースペシャル」を観てしまっていたため、それまで知らなかった情報も得ており、謎がすべて分かっているような状態。。。
他にも知らない情報もあると思っていたんだけれど、まさか何もないとは。。。単純に情報量が多い分、ミステリースペシャルの方が観方によってはマシと言えてしまうのかも知れない。
ただ、これは、映画であってサスペンスモノである事から、謎が解明に至るための過程や人間関係などを楽しめれば、少しは納得できるというものである。
しかーし、ダ・ヴィンチの謎を説明するために、さまざまな情報を事前説明する必要があるから仕方がないんだろうけど、解説的なシーンが多く(しかも詰め込みまくってるから、私とは逆にまったく知らない人はついてこれないのでは?)、現実の状況の人間関係などの秘密に裂く時間は非常に短い。
そのため、ストーリーを単純に楽しむことも叶わなかった。


情報詰め込みすぎで失敗したと感じただけなので、映画としての作品の満足度とは別に、原作は相当面白いのかもしれないなぁ。読んでみようかなぁ?という想いを持たせてくれたのだが。。。


ちなみに、トム・ハンクスの髪型はもう見慣れたということもあるけど、気にならなかったなぁ。