ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 レビュー

2004/06/26公開
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:ダニエル・ラドクリフハリー・ポッター)、ルパート・グリントロン・ウィーズリー)、エマ・ワトソンハーマイオニー・グレンジャー)
まず、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が見るからに成長していて、前作からの月日の流れを感じさせ期待度が増してきました。
まぁ、実際にはTVCMやインターネットなどの宣伝である程度の映像は見ていましたけれどね。
今作は、ミステリアスな感じが盛り込まれているのですが、それが逆にストーリー展開が分かりにくくさせているように感じました。
更に、展開が早くて解説が少ないため、初めて観る人にはちょっと分かりにくい作りになっちゃってますね。クィディッチのシーンなんて旧作を観たことない人には意味不明でしょうし...(ストーリー性のあるシリーズものの宿命かもしれませんが)
ヒッポグリフや狼男の登場などファンタジー好きとしてはある程度見所はあるものの、1作の映画としての山場的なものが無く、物足りなさを感じてしまいました。
とはいえ、ハリー・ポッターの世界観は面白く、私にとって魅力的なものであることには変わりないので、次作の『炎のゴブレット』には期待したい。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 特別版 (DVD)
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